人と人との関わりの中から技術者が生まれる。
中身の濃い技術者集団を目指して。 代表取締役 尾花康夫
会社設立当時は、我々コンピュ-タ技術者はフリ-ライセンスで仕事をするのが流行っていました。私もそれまである企業にSEとして勤務していましたが、もう少し広い世界で自分の実力を試してみたいと考え独立したわけです。
ところが組織を離れてひとりになってみると、日常の中での人と人との関わり合いの大切さを痛感させられました。というのは、コンピュ-タ技術者の場合、完全にフリ-になってしまうと非常に孤独な世界になってしまいます。仲間たちと一つのテ-マについて語り合ったり疑問をぶつけ合ったり、あるいは冗談を言い合ったりという人間的な連帯が皆無になってしまうのです。組織の中にいた時にはごく自然に行われていた事だけに、失ってみて初めてその大切さに気づきました。
一緒に目的に向かって努力できる仲間がほしい”切実にそう感じ、共にやっていける人を探し始めたのです。幸い昔の仲間と、一緒にやっていこうということになり、昭和55年5月株式会社システム・プランニングを設立しました。