能動的サイバー防御の問題点について

能動的サイバー防御の仕組みについては、攻撃者を無能化する点では効果は大きいと思います。
しかし、その反面、問題も非常に大きいと感じます。

第一に、サイバー防御実行側が侵入したネットワークから全ての情報を抜き出す事が可能である
点。情報の抜き出しに制限を掛ける方法も無く、法律も無いのが実情。

第二に、攻撃を受ける前に実施するのは、防御実行側の主観によって行われ、犯罪を行っていな
い(サイバー攻撃、不正侵入、情報の抜き取り等)事業者のネットワーク、個人等がサイバー防
御の名目で妨害を受ける事になってしまいます。
詰まり、犯罪を犯してない段階で妨害を受ける事は冤罪と言わざるを得ないと言えるので無いで
しょうか。

能動的サイバー防御は攻撃者を無能化する点では、効果が大きく、OSの機能を活用す
るので確実に効果がある筈なので、犯罪の事実があった攻撃者のネットワーク及び個
人の端末等に侵入し実施すれば良い筈です。
現状は、サイバー攻撃の事実も無く、不正侵入者を防ぐ対処をしているだけで、OSの改造等によ
り日々、業務妨害を受けているのが実情です。攻撃が益々、激しくなっている状況です。
サイバー防御を実施するのは、法的な根拠があって然るべきでは無いでしょうか。
そうでなければ、冤罪の温床になり、無法国家に陥ってしまうのでは無いでしょうか。

能動的サイバー防御は攻撃者の撃退の効果は大きいが、その反面、情報の抜き取りが防御実施側
の自由という事が問題と言えます。
日本の法律でサイバー攻撃の定義、何がサイバー攻撃と言えるのかが現状では不明確であり、犯
罪を犯していないネットワークへの侵入こそが、サイバー攻撃では無いでしょうか。
抑、許可なく他人のネットワークに侵入を試みる事事態がサイバー攻撃では無いでしょうか。