超音波診断装置(大型、中型、普及機等)
超音波診断装置では、プローブと呼ばれる機器から人工的に超音波を出力させ、人体に投射し、体内からの反射波により、人体の様子を表示して診断します。産科、腹部、心臓等の診断分野毎に適した画像を表示させる事や、表示されていている画像上で、キャリパーと呼ばれる機能を用いて長さなどを計測する事が出来ます。例えば、産科においては、胎児の頭の周囲長・腕や足の長さ等から胎児の推定週数を算出する事が出来ます。また、胎児の体重も算出する事も出来ます。
当社では画像のパラメータ制御部分や、計測機能及び計測結果のレポート表示(電子カルテ)の開発を行っております。また、DICOMサーバからの検査開始情報の取得や、超音波診断装置で保存した画像やレポート機能のDICOMサーバへの登録などの開発も経験しております。
CT診断装置(ソフトウェア、ファームウェア)
CT診断装置は、X線により撮影された造影データを元に作成した画像データを使用し、2D,3D,MPR等の表示方式にて、ユーザーが診断分野(頭部、心臓、腹部、Dual Energy等の部位)毎に観察や画像による診断を行なう事を目的としております。当社では、そのソフトウェアとファームウェアの開発を行っております。
ソフトウェア開発では、X線により撮影された造影データを画像として表示させる為のCT画像データに変換する処理の開発、及び、その変換されたCT画像データから、頭部、心臓、腹部、Dual Energy等の部位を2D、3D、断面図等の画像にて表示させるアプリケーションの開発を行っております。
ファームウェア開発では、CT診断装置の架台/寝台の制御を行うファームウェア、X線照射を制御するファームウェアの開発を行っております。
今まで行って来た、画像解析や表示ソフトウェア、制御系のファームウェアの開発実績により、経験と知識を持っておりますので、新たな案件でも、対応が可能であると考えております。